5月29日(木) 和歌山県南紀白浜マリオットホテルにて近畿ブロック浄土宗青年会の総会ならびに研修会が開催されました。
奈良浄青からは会員12名が参加しました。
総会では前年度事業報告・会計決算報告がなされ、続いて令和7年度の事業計画案、予算案が承認されました。
研修会では、3名の先生のご講義を拝聴いたしました。
研修① 山下華朝上人
『アジアで出会った「祈り」の原点〜浄土宗の教えの可能性〜』
3年間、仏教国スリランカに滞在し、実際に在家信者の「祈り」の生活に触れて
感じたことなどを多くの写真と共にご紹介いただきました。
スリランカの仏教では、戒律の厳しさや教えの伝え方などによって3派に分かれていることや、
ダルマスクール(日曜学校)で信者たちが体系的に仏教を学んでいることなど興味深く、学びになりました。
研修② 上野山裕士先生
『地域共生社会のために「寺院」にできること〜居場所、交流、防災をキーワードに〜』
摂南大学にて講師を勤められている上野山先生は、専門に学んで来られた福祉制度や
まちづくりを、現在生まれ育った和歌山で実践的に取り組んでおられるという。
スウェーデンの事例として「住民と移民が交流するカフェ」が紹介され、
「拠点は地域のシンボルとなり、愛されるものであるべき」というお言葉が寺院とも通じているように感じ
印象的でした。
研修③ 坪井剛先生
『明治・大正期の知恩院〜浄土宗開宗750年記念大会に至るまで〜』
佛教大学にて准教授を勤めながら、最近調査された明治・大正期の知恩院周辺の事柄について
お話しいただきました。神仏分離令に伴う仏教界そして知恩院を取り巻く環境の劇的な変化・財政困窮の事情など
を詳しく学ぶことができました。特に知恩院御用達各社や篤信者の支援の記録など当時の生の声を知る
ことができたのは有難く、有意義な時間となりました。



