8月15日、奈良大文字慰霊祭が行われ、奈良浄青の会員も参列しました。。宗派に関係なく、仏教という大きな一つの心で般若心経、お念仏をお称えし、戦没者の方々の供養をさせていただきました。
今、私たちがこの世界にお念仏のご縁と共に生かされているのも、読み切れない程たくさんの英霊の方々が私たちが生まれる以前からこの国を支えてくださっていたからだと改めて感じました。
今この瞬間も様々な事件、事柄が世界中で起きています。ですが、私たち一人ひとりが尊くかけがえのない存在であることをたくさんの方々にお伝えしていくことが私たち僧侶の今後の責任であり使命であると痛感しました。
そのようなことを考えながら、より重く、より固い合掌の中にお念仏を称えておりました。
カテゴリー: 関係諸団体
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奈良大文字送り火慰霊祭
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近ブロ浄青 第38回総会・第49回研修会 於 神戸ポートピアホテル
5月23日、神戸ポートピアホテルにて近畿ブロック浄土宗青年会の第38回総会ならびに第40回研修会が開催されました。
奈良浄青からは20名の会員が参加しました。総会では、平成27年度の事業報告・決算報告が行われました。
これをもって第19期役員の役目は終了となります。研鑽会では自ら講義をされるなど近ブロ浄青を引っ張っていただきました、谷口理事長お疲れさまでした。続いて第20期の役員が選出・承認され、平成28年度の事業計画・予算案が承認されました。
新理事長は大阪教区の神田眞英上人に決まりました。「Be Active ~熱意・誠意・創意をもって~」をテーマに、今後活動していくことになります。研修会では、3名の講師をお招きしてご講義いただきました。
研修①
【発願文について】
大正大学非常勤講師・弘善寺住職 柴田泰山師枕経や通夜などの場面で読まれている発願文の内容を中心にご講義いただきました。発願文は著名なものであり、加えて内容も充実し整ったものです。「至心歸命阿彌陀佛」という文章で終わっているように、作者である善導大師の阿弥陀仏への思い・信仰が表現されていると解説いただきました。また、浄土宗ではほぼ統一された読み方ですが、箇所によっては現在私たちが使用している読みとは違う読み方もあるということも何冊かの諸本を用いて示してくださいました。講義中、力強い声の中に柴田先生の善導大師と阿弥陀仏に寄せる思いを感じながら発願文の重要性を再確認できた時間となりました。
研修②
【青年僧に望むこと ~仏さまの仕え人として~】
一般社団法人自死遺族連絡会 田中幸子師自死。自ら死を選んだ方への差別や偏見の問題と浄土宗の教え、また僧侶の役割についてご講義いただきました。自身のご子息が自死をされたという経験をもとに、遺族たちは消えることがない悲しみを抱えているということ、それを「あなたの気持ち分かります」と言われたくない、なぜなら自死遺族、地震の被災者、死の宣告など自身が体験していないことはその人でないと分からないからですと仰っておられました。心の傷を癒してあげよう、ではなく、私には分からないがそのことは理解している、という事が大切であり、僧侶の役割として、全ての衆生を救済する阿弥陀仏の本願を僧侶自身が信じてそれをしっかりと伝えていってほしい、何度でも機会がある度にお念仏の教えを説いてもらいたい、それが遺族の救いにつながっていきますというのが田中先生のお気持ちでした。
僧侶が自死遺族に出会うことは少なからずあると思います。若い僧侶にとってご自身の体験や気持ちを赤裸々に語っていただけたことはとても良かったと思います。研修③
【寺院消滅 ~未来のために青年僧ができること、すべきこと~】
日経ビジネス記者・正覚寺副住職 鵜飼秀徳師人口減少、消滅可能性都市がささやかれる中で、消滅可能性都市にある寺院も消滅していきます。寺院消滅の原因は何であるか、またこれから寺院として住職としてどのようにしいくべきかをご講義いただきました。これからのことを考えさせられる内容でした。
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花まつり千僧法要 於 東大寺
4月26日、奈良市の東大寺にて全日本仏教青年会主催の「仏教興隆花まつり千僧法要」が開催されました。
奈良浄青からは17名、総勢500名を超える青年僧が参加しました。全日本仏教青年会の現理事長が浄土宗の東海林上人ということもあり、奈良浄青は受付や大仏殿内の誘導整理などをお手伝いさせていただきました。午前中は清掃作業を行い、午後から大仏殿での法要に出仕しました。
日差しが強く暑い日となりましたが良いお天気に恵まれ、法要が始まると大仏殿前での太鼓の音や各宗派青年僧の声が響いていました。毎年のことながら修学旅行生や海外からの観光客も多く、仏教やお坊さんにふれる良いきっかけとしていただければ嬉しく思います。
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嘉禄の法難念仏行脚
1月24日、毎年恒例の嘉禄の法難念仏行脚が京都にて行われました。
嘉禄の法難とは、法然上人ご往生の後に念仏教団に対する弾圧が強まり、上人のご遺体が辱めを受けるのではないかという危惧が生まれます。その中、お弟子方が闇夜に紛れて上人のご遺体を粟生の光明寺までお運びをし、荼毘に付した出来事をいいます。
西山浄土宗三派・時宗・浄土宗の青年僧に在家檀信徒も加わり百数十名がお念仏の元祖である法然上人追慕の念仏行脚を行いました。奈良浄青からは8名の会員が参加しました。

太秦の西光寺が出発地となります。

嵐山・桂川の畔にて。渡月橋を渡ります。

途中の井出来迎寺と寺戸来迎寺にて勤行。ふるまいを受けました。

数十年に一度の大寒波の中、16kmに渡る行程でありましたが、澄みわたる夜空には美しい満月が夜道を照らし、無事に勤めさせていただきました。法然上人の御忌日に先がけて報恩謝徳の思いを新たにいたしました。
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近ブロ浄青親睦交流会 於 瓦道
12月10日、時期にしては暖かな陽気の中、近畿ブロック浄土宗青年会の親睦交流会が行われました。今回は奈良教区が企画担当ということで、近畿一円の青年会の皆さまをお迎えいたしました。80名近いご参加をいただき、共にひと時の楽しい時間を過ごしました。奈良教区の会員は25名が参加しました。
奈良市内にある瓦工房「瓦道」さんを訪問しました。大寺院や城郭の瓦も手掛けておられる古くからの瓦工房で、鬼瓦や鯱など多数の型が保管されていました。瓦の主な役割は防炎であったなど興味深いお話もお聞かせいただきました。


最近では瓦の素材を用いた雑貨や小物、また一枚起請文や般若心経が彫られた瓦も作っておられるそうです。

ミニ鬼瓦作りを体験させていただきました。こぶし大の粘土を雌型に押し込みます。その後、裏側に願文などを自由に彫ることができます。童心に還って土とのふれあいを楽しみました。


引き続き、仏師・仏像修復の専門家であり浄土宗僧侶でもある吉水快聞師をお招きし、阿弥陀仏像の変遷と仏像の保存修復についてご講演をいただきました。仏像の基本的な造り方をはじめ、歴史的文化的な影響を受けながら、どのように表現方法が変わっていったのかを詳しくお聞かせいただき、知ったつもりでいた箇所を随分と補っていただきました。また修復に関しても実例を交えながら、修復の際に仏師さんが抱える苦悩もお話しいただきました。私たちが守らねばならないものの大きさに改めて気がつかされました。


日も落ち、場所を奈良ロイヤルホテルの一室に移して懇親会を設けました。谷口近ブロ浄青理事長のご挨拶に始まり、他教区の皆さまとのますますの親睦をはかりました。


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全国浄青 念仏継称事業 於 大阪教区来迎寺
ときどき別時の念佛を修して、心をも身をも、はげまし、ととのえ、すすむべきなり。日々に六万遍七万遍を唱えば、さても足りぬべき事にてあれども、人の心ざまは、いたく目なれ耳なれぬれば、いらいらいと、すすむ心すくなく、あけくれは怱々として、心閑かならぬ様にてのみ疎略になりゆくなり。その心をすすめんためには、時々別時の念佛を修すべきなり。
11月24日、大阪教区来迎寺さまを会所に、全国浄土宗青年会主催の別時念仏会が開催されました。全国より170名の青年僧が集まり、奈良教区からも11名の参加がありました。


宮城教区中澤上人より「東日本大震災から学んだこと」と題し、被災地の現状報告、我々青年層が日頃から行なうべき震災への準備についてお話がありました。また、兵庫教区中川上人より「法然上人のみ教え」と題し、自身の修行大変や日常の布教活動を振り返りながら、現代社会において、これからの念仏布教に必要なことをお示しいただいきました。

講義、法話の後、1時間半ほどの木魚念仏が来迎寺さま本堂に響き渡りました -

てらこやフェスタ 滋賀教区
11月6日と7日の夕方、滋賀県草津市の常善寺と正定寺にて、「てらこやフェスタ」が行われました。奈良教区からも数名の会員がお手伝いに参りました。
「てらこやフェスタ」は全国浄土宗青年会の事業であり、多くのお方にお寺に足を運んでいただくきっかけとしてそれぞれの地域で趣向を凝らした様々な企画をお寺で行っています。今回は滋賀教区教務所である常善寺とほど近い正定寺を会処に、紙芝居の上映・写仏・数珠づくり・雅楽演奏・お抹茶接待・木魚体験などが用意され、大勢の老若男女で賑わいました。三時間ずつ二日間の開催で1000人ほどのお参りがあったそうです。

常善寺の前の商店街では「草津街あかり」というイルミネーションのお祭りが毎年行われており、てらこやフェスタも共催する形になっていました。街の美しい灯りの祭典の中でお寺もその一角を担うあり方も参考になるものでした。
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大和布教研修道場 実演・特別研修会(2015年10月)
10月14日、教務所にて大和布教研修道場の第2回実演研修会ならびに第3回特別研修会が開催されました。浄青会員も多数出席しましたので、ご報告致します。
今回は以下の2名が15分間の実演を行いました。
鷲尾隆彰 師 讃題は『光明摂取』(前篇26章)から
岡崎順哉 師 讃題は『無常迅速』(前篇22章)から布教経験が少ないながらも若さあふれる力強い法話に、とても頼もしく尊い思いがしました。
その後、特別研修会として兵庫教区の日下部謙旨上人を講師に迎え、「第五重と五重相伝全体について」と題してご講義頂きました。五重相伝につながる浄土宗の教義に関して、最近のニュースから注意すべき点についてもお話がありました。つい伝統的なやり方と伝え方に終始してしまいがちな第五重のみ教えと儀式ですが、「本当に伝わっているか」「受者にとって尊く受け止められるか」という面から考え直しても良いのではないか、との大切なご指摘。五重相伝で「変えていって良い点、変えてはならない点」をどのような立場で判断していくか、その重要な視点をお話しくださいました。
時間いっぱいに講題以上の内容をお伝えいただき、非常に有り難い研修となりました。
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全国浄青第11回全国大会 於 山口
9月2日、山口県山口市の湯田温泉にて全国浄土宗青年会全国大会が行われました。全国より約400名の会員が参加をし、奈良浄青からは11名が参加しました。途中会場のホテルの厨房から出火したとの事により一時騒然となりましたが、無事全員が避難でき火災もボヤで終わりました。時間は少し遅れましたが全ての日程をこなす事が出来ました。
講師である藤本 浄彦(ふじもと じょうげん)上人からは浄土宗の僧侶としての心構えや、日々の過ごし方を分りやすく再確認させて頂きました。中澤 さかな(なかざわ さかな)氏は地域とのコミュニケーションの取り方、藻谷 浩介(もたに こうすけ)氏からは、世界経済を分りやすく教えて頂きそこから見えてくる地域(里山)の経済や生活と寺院の役割を僧侶の目線からではなく、一般の人からの目線で講義して頂きました。
宴会ではおいしい地酒を頂き、全国に散らばっている修行時代の仲間との再会で日々の法務での疲れを忘れ楽しい時間を過ごさせてもらいました。埋め込み画像 5
次の日は、吉田 松陰(よしだ しょういん)の生誕地であり明治時代のロマンが感じられる萩市の観光に行って来ました。松陰神社と禅宗の一派である黄檗宗 東光寺にお参りをさせて頂き、萩しーまーとでお昼ご飯を頂き全員無事に帰って参りました。
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大和布教研修道場 実演・特別研修会(2015年7月)
7月21日、教務所にて大和布教研修道場の第1回実演研修会ならびに第2回特別研修会が開催されました。浄青会員も多数出席しましたので、ご報告致します。
今回は以下の2名が20分間の実演を行いました。
- 松谷悦成 師 讃題は『無比法楽』(後篇13章)から
- 藤田宏至 師 讃題は『行者存念』(後篇20章)から
2名の実演後、出席者全員が講評しました。
その後、特別研修会として兵庫教区神戸組・安養寺副住職の清水良将上人を講師に迎え、「最近のインド事情」について講演を拝聴しました。一年の約半分をインド・ブッダガヤで過ごす清水上人の実体験に基づくエピソードや、現在のインドの抱える問題点などについて、映像と写真を交えながら丁寧にお話しくださいました。
固定観念では語りきれない、変化し続けるインドの姿をお伝えくださり、またブッダガヤを訪れる日本人僧侶が年々減少していることが残念であるともお話しされました。私たち僧侶はやはりもっと頻度を上げてインドに足を運び、お釈迦さまが布教された地を繰り返し体験すべきだと感じました。





























