カテゴリー: 研修

  • 近畿地区浄土宗青年会 第47回総会・第58回研修会 於 南紀白浜マリオットホテル

    近畿地区浄土宗青年会 第47回総会・第58回研修会 於 南紀白浜マリオットホテル

    5月29日(木) 和歌山県南紀白浜マリオットホテルにて近畿ブロック浄土宗青年会の総会ならびに研修会が開催されました。

    奈良浄青からは会員12名が参加しました。
    総会では前年度事業報告・会計決算報告がなされ、続いて令和7年度の事業計画案、予算案が承認されました。

    研修会では、3名の先生のご講義を拝聴いたしました。

    研修① 山下華朝上人
    『アジアで出会った「祈り」の原点〜浄土宗の教えの可能性〜』

    3年間、仏教国スリランカに滞在し、実際に在家信者の「祈り」の生活に触れて
    感じたことなどを多くの写真と共にご紹介いただきました。
    スリランカの仏教では、戒律の厳しさや教えの伝え方などによって3派に分かれていることや、
    ダルマスクール(日曜学校)で信者たちが体系的に仏教を学んでいることなど興味深く、学びになりました。

    研修② 上野山裕士先生
    『地域共生社会のために「寺院」にできること〜居場所、交流、防災をキーワードに〜』

    摂南大学にて講師を勤められている上野山先生は、専門に学んで来られた福祉制度や
    まちづくりを、現在生まれ育った和歌山で実践的に取り組んでおられるという。
    スウェーデンの事例として「住民と移民が交流するカフェ」が紹介され、
    「拠点は地域のシンボルとなり、愛されるものであるべき」というお言葉が寺院とも通じているように感じ
    印象的でした。

    研修③ 坪井剛先生
    『明治・大正期の知恩院〜浄土宗開宗750年記念大会に至るまで〜』

    佛教大学にて准教授を勤めながら、最近調査された明治・大正期の知恩院周辺の事柄について
    お話しいただきました。神仏分離令に伴う仏教界そして知恩院を取り巻く環境の劇的な変化・財政困窮の事情など
    を詳しく学ぶことができました。特に知恩院御用達各社や篤信者の支援の記録など当時の生の声を知る
    ことができたのは有難く、有意義な時間となりました。

  • 全国浄青 第20回全国大会 於 ホテルメトロポリタン山形

    全国浄青 第20回全国大会 於 ホテルメトロポリタン山形

    8月29日(木)全国浄青主催全国大会がホテルメトロポリタン山形にて行われ、奈良浄青から8名の会員が参加しました。

    台風10号が九州に大きな被害を与え、天候・交通の不安が募る中でしたが、東北地区浄青・山形浄青の皆さまのご尽力により、大変有意義な研修会となりました。ありがとうございました。

    講義① ディスカッション「青年僧の未来」

    安達 俊英 先生

    林田 康順 先生

    予め会員から寄せられた質問にお二人の先生がお答えくださる形式で行われました。法然上人の内面的変化について問うものから、五重相伝のあり様、僧侶のお酒との付き合い方まで、幅広い質問に対し、教学に即した視点から分かりやすくお話くださいました。時に両先生の見解が異なる場面もあり、大変勉強になりました。

    最後に50年後の未来に向けて、「仏教が―ひいてはお念仏が求められる波が必ずやってくる。それまで自信をもって説き続けてほしい。」との激励をいただきました。

    講義② 「寺院解放~アイデアが未来を変える~」

    マッコイ斉藤 先生

    バラエティ番組で多くのヒット企画を生み出されたテレビプロデューサーであるマッコイ斉藤先生は山形県鮭川村のご出身です。エンターテイメントの世界で培われた軽快な話しぶりで大いに会場を沸かせてくださいました。

    番組を制作する上で

    「一行企画」 一行で分かる企画でないと人には伝わらない。

    「ぶれない にげない あきらめない」 自分が面白いと思ったものは周りの意見に惑わされずやりきる。

    人の心に何か伝えるという点で、僧侶と共通したものがあり興味深く聞かせていただきました。

    講義③ 「各地区の未来への取り組み」

    会場ロビーには全国の青年僧が行う未来に向けての取り組みがパネル展示されました。講義③では北海道第一教区湯川寺の筒井章道上人と福井教区善導院の清水良将上人が登壇され、ご自身の活動についてお話くださいました。

    筒井上人は1~6名の小グループに本堂を貸し切りで使っていただく「おひとりさま写経会」を行っておられます。コロナ禍を境に対多数ではなく、個に寄り添うお寺であるべきだと転換をされたことで、仏教に興味はあるがあまり御縁のなかった若年層が集まるお寺となりつつありそうです。

    清水上人は毎日のお勤めのLive配信を実に1600日以上続けておられます。お念仏からはじまる幸せ―読経(お念仏)で幸せになっていく自分の姿を見てもらおうと始められ、数百名の視聴者と一緒にお勤めをされています。日本とインドを行き来する生活の清水上人ですが、いつでも・どこでも・だれでもできるお念仏の素晴らしさを改めて感じさせていただきました。

  • 近畿地区浄青研鑽会 於 斑鳩 吉田寺

    近畿地区浄青研鑽会 於 斑鳩 吉田寺

     2月17日(木)斑鳩 吉田寺様において、近畿地区浄青研鑽会が開催されました。「ぽっくり往生の寺」として広く知られる吉田寺様ですが、我々奈良浄青にとっては、なんといっても毎年恒例の三千礼拝行仏名会でお世話になっている、大変馴染みの深いお寺です。
    この度の研鑽会では、近畿各教区から会員がZOOMで参加し、吉田寺様をオンラインで参拝させていただくという試みで、お寺の縁起話に始まり、三千礼拝行を始めるに至った経緯などを、ご住職の山中眞悦上人からお話しいただきました。

     
     昭和58年から始まったという吉田寺様の三千礼拝行仏名会。当時の奈良浄青会長は三宅 浄土寺の藤田能宏上人でした。その藤田上人が会長を受けるにあたり希望された条件が「浄青で百万遍念仏と三千礼拝行を実践したい」というものでした。奇しくもその年に新会員として入会されたのが、ご住職山中上人。会から「三千礼拝行の会処に吉田寺様を」との話が持ち上がり、そのお話を快くお受けされたのが、山中上人の御父様、先代ご住職であったそうです。
    聞くと吉田寺様では、戦前まで仏名会が勤められていた記録があり、戦後途絶えていたその仏名会を、何とかもう一度復興出来ないかと、長年思案していたそうで、そこに舞い込んで来たのが浄青からの依頼でした。吉田寺様としては、まさに渡に船の尊いお話だったそうです。
    以来39年間、吉田寺様と共催という形で一度も途切れることなく続いている、奈良浄青の恒例行事。

    ご住職にお話をいただいた後、後半は近畿地区浄青 稲岡賢純理事長をお導師に、お勤めの中で、その恭敬礼拝を百礼だけですが画面を通して勤めさせていただきました。
    本年は三千礼拝行仏名会が始まり40周年を迎えるとのこと。
    今回の研鑽会を通して、近畿各教区から新たに多くのご縁を結んでいただければ有り難いと思います。