カテゴリー: 関係諸団体

  • 嘉禄の法難念仏行脚

    嘉禄の法難念仏行脚

    1月24日(土)本年も「嘉禄の法難念仏行脚」が実施され、奈良浄青からは会員6名が参加いたしました。

    この法然上人追慕の念仏行脚は、西山浄土宗三派を中心に時宗・浄土宗合同で行われます。
    法然上人ご往生の後も念仏弾圧は弱まりませんでした。嘉禄の法難では上人のご遺骸が鴨川に流される事態にまで及ぶところでした。このことを危惧したお弟子さま方が、ご遺骸を運び出し、他の場所に移しながら守りました。そして荼毘にふすために、粟生の光明寺にお移しになりました。この行脚は、当時のとこを忘れず、そのご苦労を偲んで長年行われてきました。

    行列は、夕方5時半に太秦の西光寺さまを出発。渡月橋を渡って嵐山を抜け、桂川沿いに南下、井戸の来迎寺さま、寺戸の来迎寺さまを経由して粟生の光明寺さまへと進みました。時折、つよい寒風をうけながら、5時間近くの念仏行脚となりました。途中、休憩させていただいたお寺さまでは、檀信徒の方々から温かい差し入れを頂戴しました。なんともいえない有り難さでありました。

    今後もお念仏を相続し、弘通していく気持ちが一層強くなりました。
    南無阿弥陀仏

  • 全国浄土宗青年会 総合研修会 於 沖縄

    全国浄土宗青年会 総合研修会 於 沖縄

    11月26日(水)、沖縄県男女共同参画センターてぃるるにて全国浄土宗青年会の総合研修会が開催されました。
    奈良浄青からは4名が参加しました。研修会では終戦80年にあたって1名の先生のご講義と、野外でのフィールドワークを行いました。

    研修①新里堅進先生
    「戦後80周年を迎え これからの未来に向けての思い」

    那覇市出身の漫画家 新里堅進先生にお話を拝聴しました。先生は、高校在学中に沖縄健児隊の手記を読み、沖縄戦を劇画にしたいという思いから漫画家を志された来歴や、遺族の方からお話を聞いた時の体験談など、豊富な経験からくる戦争がもたらす悲しさを伝えてくださいました。
    画も拝見しましたが、先生が魂を込めて描くリアルな戦争は、これから先の未来に於いてもずっと、読む人に戦争の凄惨さを語っていくのだと感じました。

    研修②フィールドワーク(於旧海軍司令部壕)
    旧海軍司令部の壕跡地にバスで移動して慰霊法要を勤修し、フィールドワークを行いました。
    この壕跡地は小高い丘に掘られており、周囲を見渡しやすいことから、司令部が設置された重要な壕でした。
    資料館には当時の装備や備品などもあり、そこに書かれていた当時の所有者の手書きのお名前は、墓標に記される名よりも、より生々しい生きていらした証でした。
    壕内も見学することができ、当時を再現した絵や部屋を見ながら、戦争の凄惨さや過酷さを学びました。

    研修③フィールドワーク(於対馬丸記念館)
    対馬丸記念館にバスで移動し、慰霊法要を勤修した後、記念館内にて職員様のお話を拝聴し、館内を見学しました。
    沖縄からの疎開船である対馬丸は、九州に上陸できずに米潜水艦の魚雷で撃沈してしまいました。
    職員様は数少ない生存者のご親族で、当時の様子や、遺族側からの癒えない心の傷や悲しみを伝えて下さいました。
    館内には対馬丸に関するあらゆる資料が展示してあり、対馬丸を撃沈したボーフィン号は、「真珠湾の復讐者」のニックネームがあり、憎しみや復讐の連鎖を生み出す戦争の悲惨さを伝えているようでした。

  • 奈良教区吉水講 詠唱のつどい 於 専行院

    奈良教区吉水講 詠唱のつどい 於 専行院

    10月27日(月)秋晴れの中、天理市柳本町―専行院さまにて奈良教区吉水講「詠唱のつどい」が行われました。詠唱とは、法然上人御作の和歌に旋律をつけた詠歌、本山の由緒や年中法要の心を謡う和讃からなります。「詠唱のつどい」は年に一度、県内浄土宗寺院の檀信徒さまがお集まりになり、そのお唱えや舞を奉納されます。

    昨年までは県内のホールでの開催でしたが、今年は当会OBでもあるご住職の厚意もあり専行院檀信徒会館をお借りして行われました。浄土宗青年会からも会員8名で宗歌「月かげの御詠歌」と「光明摂取和讃」の二曲を奉納しました。

    80名ほどの檀信徒さまの奉納も聞かせていただき、能化として勇気づけられる思いになりました。

  • 仏法興隆花まつり「千僧法要」 於 東大寺

    仏法興隆花まつり「千僧法要」 於 東大寺

    5月26日(月) 東大寺さまにて、今年も全国日本仏教青年会主催の
    花まつり千僧法要が盛大につとめられました。

    浄土宗奈良教区青年会からも会員9名が参加しました。

    宗派は違えど同時代に仏縁をいただいた青年僧が一堂に会し、
    大仏殿の毘盧舎那仏に向かって仏法興隆・平和への祈りを捧げました。

  • 第17回全国浄土宗青年会全国大会 in オンライン

    第17回全国浄土宗青年会全国大会 in オンライン

     9月1日(水)第17回全国浄土宗青年会全国大会が開催されました。昨年は新型感染症の影響により開催自体が中止となってしまった夏の終わりを告げる全浄青の恒例行事。一年が過ぎ、未だ終息の見えないコロナ禍の状況の中、今年はZOOMにてのオンライン配信による開催となりました。ご担当いただいた近畿地区 滋賀教区浄土宗青年会執行部の皆様には、諸準備等大変苦心されたこととご拝察いたします。万事トラブルもなく素晴らしい全国大会となりました。全国から290名近い参加があり、奈良浄青からは7名の参加がありました。

    講義①として
    「求道者たれ〜布教の心得を通じて〜」と題して、福井教区西福寺ご住職 総本山知恩院布教師 二橋信玄上人にご講義をいただきました。

     滋賀県八日市市(現・東近江市)のお寺の四男としてお生まれになった二橋上人は、ご縁あって16歳の時、当時の総本山知恩院執事長 鵜飼隆玄師の弟子となられ、敦賀西福寺に預けられます。師匠である鵜飼師がはじめに仰ったのは「求道心無きものは去れ」という言葉でした。
    多感な時期に、僧侶になる心も定まらないまま故郷を離れ、高校に通いながらの慣れない小僧生活に苦悶苦闘の日々を過ごされます。

    そんな生活が続く中、ある先輩のお誘いで若手青年僧侶の集まりに参加されます。
    当時の浄土宗は、開宗800年を控え、その機運を高めようと、全国各地から青年僧侶が集い、知恩院を目指し京都の街を念仏行脚したそうです。今に至る「全国浄土宗青年会」の起こりでした。そうした同世代の青年僧侶の真摯な思いに、心突き動かされるものがあったと。

    また同じ頃、嵯峨清涼寺で勤められた五重ざらいに参加するご縁があり、お念仏を申し喜ぶ人の姿を目の当たりにされます。そこはかつて求道者法然上人が訪れた地。
    導かれる様な様々な尊い縁が重なり、その後、回向師、また布教師としての道を歩まれ、檀信徒教化に励んでいかれます。

    「求道者としてどうあるべきか?」
    自問自答を重ねてこられた、これまでのご経験をもとに、全国浄青発足当時を知る謂わばレジェンド世代の大先輩が、我々現会員に熱意を持って布教の心得をご教示くださいました。

    講義②として
    「おうみ米一升運動を語り合う」と言う講題で、佛教大学大谷教授と淑徳大学藤森教授との対談形式で行われました。
    「おうみ米一升運動」とは滋賀浄青が生活困窮者や災害被災地への支援を目的に、平成22年より行なっている福祉活動です。

     1つ目のテーマは「おうみ米一升運動について」藤森先生からは歴史的観点から現代の福祉活動としての位置付け、どう評価していくか、また各地域の「〇〇米一升運動」として広がっていけばとの期待、大谷先生からは同じく歴史的な位置付け、宗教活動としての社会貢献、地域の特徴に根ざした活動として、宗教者が行う福祉事業としての可能性や2000年代の仏教は「発信」と「実践」である等、それぞれに評価いただきます。

     2つ目のテーマは「東日本大震災をはじめとする災害時の寺院の在り方とは?」災害時における寺院は被災当事者であると同時に避難所等支援者としての公共性を求められる役割があるという事、またその対象はお檀家さんだけでなく地域社会の全ての人であるという事、その為には日常からの繋がり、付き合いが大切である。そして寺院としての役割と僧侶としての役割は異なるものであり「お坊さん」としての立ち振る舞い、寄り添う姿が大事である。しかし、寺院や寺族自身が被災者として消耗する状況において公共性をどこまで捉えるかという課題もある等問題提起をしていただき、寺院の公共性や僧侶としての可能性についてそれぞれのお考えを話して下さいました。

     3つ目のテーマが「平時用における地域社会と寺院の関わりについて」という事で、前のテーマでも語られた日常からの地域社会との繋がりの大切さ、非常時にできる事は平常時の延長でしかないこと、また被災者側からの期待もあり行政とも連携すべきであるとの見解を述べていただきました。普段から寺院を解放しての行事などを行っているお寺が約4割、特に行っていないお寺が6割というデータ等からも、まだまだ積極的に地域社会との関わりを持つべきであり「お寺を開くとは?」という寺院が担うべき社会貢献活動について改めて考える機会となる貴重な時間となりました。

    講義③として
    「ありがたみを見つける」という講題で、落語家 桂三度師匠をお迎えしご講義いただきました。
     冒頭は事前に募集していた質疑に応答する形で、最後に落語を披露して戴きました。
    三度師匠は、元お笑い芸人でもあり、傍ら放送作家でも数々の人気番組を手掛けていました。それがなぜ落語家の道に入ったのか?芸人の時、コンビ解散などを経験もしたが生活はできる給料を貰っていた。しかし、地に足が着いてない感じがずっとあったそうです。これまで人生の重要な時は「自分の勘」を伏せて相手や周りの意見に合わせてしまっていた。この落語をやる事に関しては、これだーっと思った「自分の勘」を貫き通したそうです。時間が経つにつれ地に足が着く感覚になり、今では自分の身体と口さえ在れば、何処でも行けるし喋れる、更なる向上心もでるので落語家になって良かったと思えるそうです。
    そして、話をする時に意識していることは、観客の多い少ないは関係なく、背中から沢山の手を出して大衆の皆全員と両手で握手してるいる様な感じで、会場全体を包み込む様な思いで、真剣な気持ちでお話すれば相手にも一生懸命さが必ず伝わる。と面白い表現でお話されました。
    これは我々僧侶にも通じるものであり、とても大切な事であると感じました。
    また、僧侶は地元の方々と日々触れ合い同じ様な生活をして身近であれば良いと思う、そういう僧侶が良いとお話されました。
    最後は皆で「同称十念」、ではなく「1、2、さぁん、ダァ〜」で締め心は一つとなりました。終始、笑いが絶えない惹きつけるお話に、会場で拝聴したかったと感じました。

     

  • 近畿地区浄土宗青年会 第43回総会・第54回研修会

    近畿地区浄土宗青年会 第43回総会・第54回研修会

     5月24日(月) 近畿地区浄土宗青年会の第43回総会・第54回研修会が開催されました。京都府下に再度、新型感染症の緊急事態宣言が発令された為、今年度の総会研修会は、急遽ZOOMによるオンライン配信のみの開催となりました。総会ではオンライン投票を用いて、昨年度と今年度の事業・会計報告がそれぞれ承認されました。
     引き続いての研修会では、3人の先生方にご講義を賜りました。

    講義① 総本山知恩院布教師 安部隆瑞上人より
    「機を料(はか)らう 〜ありのままの自分を見つめる〜」
    と題して、ご講義をいただきました。

     講義の前半では、我々に馴染みの深いご法語『一紙小消息』より「末代の衆生を往生極楽の機にあててみるに」という冒頭の部分を引用し、時(時代)、機(人の器)、教(教法)の3つの視点に触れられました。浄土門の教えにおいては、この三つが噛み合い整合しているからこそ、末法濁世の時代において、煩悩具足の凡夫の我々であっても、本願念仏の教えにより、確かに救われる道があると、様々なお書物を引用しお示しくださいました。
    後半は講義の内容を基に、法然上人のご法語『機教相応』を讃題として、布教実演をしてくださいました。
    今期の近畿地区浄青の活動テーマは「信機 我が身の程を信じて」であります。
    活動テーマにも掲げた、浄土宗の根幹となる大切な教えの一つを、改めて学ばせていただきました。

    講義② NPO法人ジャパンハートの吉岡秀人氏より
    「共生の心でアジアの命と向き合う」と題してお話いただきました。

     吉岡氏は、東南アジアをはじめ国内外に広く医療支援を行っておられます。
    30歳で単身ミャンマーに渡った吉岡氏は、悲惨な医療現場を目の当たりにされます。風土病や火傷などの外傷から、多くの子どもが5歳を待たずに命を落としていく―それを見殺しにするしかないもどかしさに苦悩されながらも、その現状に立ち向かってゆかれます。そんな吉岡氏の姿に、心ある人の力が少しずつ集まり始めます。腫瘍に冒され死を待つばかりの男の子を思い切って日本に連れて帰った際には、手術を引き受けてくれた旧知の病院長が数百万円の費用のほとんどを援助してくれました。医療スタッフも集まり、カンボジアの病院設立資金をクラウドファンディングで募ると希望額の何倍もの寄付がありました。吉岡氏の活動が周りの人の善行を引き出したのだと感じました。私たちも青年会を通じて布施行や慈悲行を実践することで、一人一人の力は小さくとも周囲を巻き込んだ有意義な活動となるのではないかと考えさせられました。
    吉岡氏は、「人の命を救うことは自分の命を救うのと同義である。」と見出されます。「人間は自分のことは自分では分からない。人の目に映る自分の姿からしか自分の価値を認識できない。だから、人が救われないと自分も救われない。」人のための布施行・慈悲行こそが、私たち自身を満たしてくれる-自利即利他、二利円満に通じるお話でありました。

    講義③ 仏教研究学者の西山亮哲上人より
    「機根にまつわるエトセトラ」と題してご講義いただきました。

     機根の基礎知識、梵天勧請について、維摩経に出てくる舎利弗のお話などを原典に沿って、ユーモアを交えつつ解説いただきました。
    維摩経と聞くと僧侶の私たちでも難しい印象がありますが、面白いストーリーになっているということを分かりやすくお話しいただいたことが印象に残りました。
    また、西山先生は30代後半とまだお若く、同じ青年僧侶が頑張っているお姿に励まされました。
     

  • 奈良教区吉水詠唱講 詠唱のつどい 於 かしはら万葉ホール

    奈良教区吉水詠唱講 詠唱のつどい 於 かしはら万葉ホール

    11月8日、橿原市の万葉ホールにて「詠唱のつどい」が開催され、奈良浄青も参加させていただきました。
    会員14名が参加し、木上会長の詠題に続いて「御忌和讃」を奉納しました。
    会場には詠唱の声が響き、僧俗一体となってお念仏の信仰を深めることができた一日でした。


    法然上人 御忌御和讃
    1、承安五年の春なかば 都の花にさきがけて 濁世(じょくせ)を救う声あらた 専修(せんじゅ)の門は開かれぬ
    2、上は雲居(くもい)の高樓(たかどの)に 下は鄙辺(ひなべ)の苫屋(とまや)まで 流れあふれて吉水の 歴史は清し八百年
    3、代々の帝も御感(ぎょかん)あり 賜名(おくりな)七度くだされて 勅会(ちょくえ)と決る御忌の庭 念仏の声いや高し
    4、華頂の嶺は松青く 久遠(くおん)の教え日々若し 聖(ひじり)法然たたえつつ 拝む命のやすけさよ

  • 吉水流詠唱奉納大会 於 かしはら万葉ホール

    吉水流詠唱奉納大会 於 かしはら万葉ホール

    11月9日、かしはら万葉ホールにて第45回近畿地区吉水流詠唱奉納大会が行われました。
    近畿地区奉納大会は六教区(大阪・京都・兵庫・滋賀・和歌山・奈良)の持ち回りとなっており、今回は奈良教区が担当しました。多くのご来賓もお越しになり盛大な一会になりました。奈良浄青会員も駐車場係や誘導係などで大会の運営をサポートしました。

    第一部では総本山知恩院さまや近畿地区教化センターの役員さま、各教区の詠唱普及委員の先生方にご登壇いただき式典を行いました。

    第二部の奉納にはトップバッターとして「光明摂取和讃」を唱えました。木上会長の詠題に続いて、13名の会員が声と心を揃えて阿弥陀さまの慈光の大きさを歌いました。

    会場には僧俗一同になってお念仏を盛り上げる空気が満ちておりました。

  • 近ブロ浄青 第40回総会・第51回研修会 於 ホテルモントレ大阪

    近ブロ浄青 第40回総会・第51回研修会 於 ホテルモントレ大阪

    平成30年5月29日、近畿ブロック浄土宗青年会主催の第40回総会・第51回研修会ならびに懇親会が、ホテルモントレ大阪にて開催されました。奈良浄青からは18名が参加しました。
    総会では、平成29年度の事業報告・会計決算報告がなされ、続いて平成30年度の事業計画案、予算案が承認されました。
    近畿ブロック青年会は第20期理事長神田眞英上人から新たに第21期理事長に京都教区和田恵聞上人を迎え、「Challenge~向き合って一歩先へ~」をテーマに掲げて2年間活動していきます。

    総会に次いで研修会が行われました。3名の先生のご講義を拝聴しました。

    研修➀ 【自己存在の悲しみー仏伝が伝えることー】
    京都教区招善寺住職 仏教大学大学院非常勤講師 吹田隆道上人
     インド仏教が専門分野である吹田上人の研修では、研究者という立場から、また僧侶としての立場からという二つの視点から熱のある講義を頂きました。
    後世に語り継がれる仏伝の研究を両方の視点でお話いただきました。仏伝研究から読み取る、当時のお釈迦様の苦しみや悲しみを深く学ぶことが出来ました。

     

    研修➁ 【お手紙に見る法然上人の布教方法】
    大阪教区圓通寺住職 知恩院浄土宗学研究所嘱託研究員 安達俊英上人
     法然上人の時代より手紙での布教が可能となる背景、布教の面でも画期的な手紙での布教手法、また布教の難しさなどを法然上人の残された手紙の内容をもとに講義を頂きました。
    先生自らの檀信徒との関わりなども交え、その難しさそして、これからの時代いかに大切であるかをお話しいただきました。

    研修➂ 【自分の言葉で、わかりやすく伝える力】
    一般社団法人 教育コミュニケーション教会 代表理事 木暮太一先生
     吹田上人による仏伝の伝わり方、安達上人による法然上人の伝え方、そして最後の講義に木暮先生からは今現在ここで学ぶ青年僧に向けて、どのように自分の思いを相手に伝えていくのかという講義を頂きました。相手にわかってもらえる伝え方が出来ているのか、自分の伝え方を再度確認するきっかけを頂きました。情報の編集力、言語化、発信力などを日々磨いて行き、相手に理解してもらえるような伝え方を心がけていきたい、そんな学びのご縁となりました。

  • 東大寺仏法興隆花まつり千僧法要

    東大寺仏法興隆花まつり千僧法要

    4月26日、全国仏教青年会主催による仏法興隆花まつり千僧法要が行われ、全国各地より宗派を問わず500名ほどの青年僧が奈良-東大寺に集結しました。30周年の節目を迎えた今回も奈良浄青からは9名の会員が参加しました。

    晴天にも恵まれ、多くの僧侶が色とりどりの法衣を纏い行道する姿には海外からの観光客も圧倒された様子でした。

    今回は全参加者に大般若経が一巻ずつ配布され、転読作法をいたしました。配布された六百経の経巻は大分県の和泉徹氏が30年かけて単独で書写された大変貴重なものでした。手ほどきをいただき、慣れない作法もなんとか行うことができました。

    大仏さまの前で東日本大震災物故者追悼ならびに世界平和への思いを新たにしました。

    大散華が行われ法要が締めくくられました。日々の暮らしの中で大小問わず、諍いが絶えないのが私たちです。世界に目を向けると宗教間の対立が原因の一つとなっているケースもあります。
    争いは欲のぶつかり合いから生まれます。煩悩と共に生まれてきた私たちには、それを取り除くことは難しいことです。しかし、自分自身の煩悩を深く見つめ続けることが私たちのあるべき姿だと教えられます。
    様々な宗派の僧侶が一同に会し、それぞれのあり様で自らの煩悩に向き合う-世界平和への強い願いが顕れでた一日でありました。