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  • 全国浄土宗青年会 総合研修会 於 沖縄

    全国浄土宗青年会 総合研修会 於 沖縄

    11月26日(水)、沖縄県男女共同参画センターてぃるるにて全国浄土宗青年会の総合研修会が開催されました。
    奈良浄青からは4名が参加しました。研修会では終戦80年にあたって1名の先生のご講義と、野外でのフィールドワークを行いました。

    研修①新里堅進先生
    「戦後80周年を迎え これからの未来に向けての思い」

    那覇市出身の漫画家 新里堅進先生にお話を拝聴しました。先生は、高校在学中に沖縄健児隊の手記を読み、沖縄戦を劇画にしたいという思いから漫画家を志された来歴や、遺族の方からお話を聞いた時の体験談など、豊富な経験からくる戦争がもたらす悲しさを伝えてくださいました。
    画も拝見しましたが、先生が魂を込めて描くリアルな戦争は、これから先の未来に於いてもずっと、読む人に戦争の凄惨さを語っていくのだと感じました。

    研修②フィールドワーク(於旧海軍司令部壕)
    旧海軍司令部の壕跡地にバスで移動して慰霊法要を勤修し、フィールドワークを行いました。
    この壕跡地は小高い丘に掘られており、周囲を見渡しやすいことから、司令部が設置された重要な壕でした。
    資料館には当時の装備や備品などもあり、そこに書かれていた当時の所有者の手書きのお名前は、墓標に記される名よりも、より生々しい生きていらした証でした。
    壕内も見学することができ、当時を再現した絵や部屋を見ながら、戦争の凄惨さや過酷さを学びました。

    研修③フィールドワーク(於対馬丸記念館)
    対馬丸記念館にバスで移動し、慰霊法要を勤修した後、記念館内にて職員様のお話を拝聴し、館内を見学しました。
    沖縄からの疎開船である対馬丸は、九州に上陸できずに米潜水艦の魚雷で撃沈してしまいました。
    職員様は数少ない生存者のご親族で、当時の様子や、遺族側からの癒えない心の傷や悲しみを伝えて下さいました。
    館内には対馬丸に関するあらゆる資料が展示してあり、対馬丸を撃沈したボーフィン号は、「真珠湾の復讐者」のニックネームがあり、憎しみや復讐の連鎖を生み出す戦争の悲惨さを伝えているようでした。

  • 全国浄青 総合研修会

    全国浄青 総合研修会

    2月15日・16日の2日間、全国浄青の総合研修会が開催されました。奈良浄青からは会長はじめ4名が参加しました。
    初日は佛教大学にてグループワークを行い、僧侶と檀信徒のあり方を各グループごとにわかれ、各カテゴリーの中でディスカッションを行いました。
    2日目は宗務庁で1日目の話の内容を各カテゴリーの先生より報告があり、これからの課題等をいただき研修会を終えることができました。

    H30 2月総合研修会

    H30 2月総合研修会 (2)

    H30 2月総合研修会 (3)

    H30 2月総合研修会 (4)

    H30 2月総合研修会 (5)

  • 全国浄青 第40回総合研修会  於 知恩院

    全国浄青 第40回総合研修会  於 知恩院

    2月4日、5日の二日間にわたり、全国浄土宗青年会 第40回総合研修会が総本山知恩院にて開催されました。全国各地より200名を超える青年僧が参加し、奈良浄青からは12名の会員が参加しました。

    2月4~5 第40回総合研修会

    研修➀
    講題:「いのち」の輝き~子どもたちの「いのち」の傍で~
    講師:細谷 亮太先生(聖路加国際病院 顧問)
    聖路加国際病院にて勤務されていた時に、先生ご自身が治療に当たってこられた子どもたち(小学生や高校生など)のお話をしていただきました。医療技術の進歩によって幼くして命を落とす子どもが戦前に比べると格段に減少してきた現代。病気を抱え、どこまで生きられるか分からない子どもたち、またそのご家族から「はかなさ」と「悲しみ」を教えられたと仰っておられました。

    研修➁、➂
    講題:「こころは同じ花のうてなぞ」~命の輝き 念佛の輪とともに~
    講師:林田 康順先生(神奈川教区京浜組慶願寺副住職、大正大学教授)
    多くの子どもたちが学ぶ学校現場において使用される教科書で、法然上人と親鸞聖人の教義解説に関わる問題点の指摘に始まり、浄土宗の念仏往生の教えをしっかりと伝えていくことが浄土宗僧侶としての使命であることや法然上人の教学、またお浄土についてのお話をしていただきました。

    研修➃
    講題:「お寺はもっと、楽しくなれる」~地域の人と人がつながる場所へ~
    講師:工藤 瑞穂先生(任意団体「HaTiDORi」代表)
    震災を機に人と人のつながりの為に音楽、ダンス、アートなどの表現の場と、社会の課題について対話する場を融合した数々のチャリティーイベントを開催され、その中でも地域の老若男女が集まる場としての「お寺」の持つ可能性についてお話いただきました。子どもから大人、高齢者まで皆が集まれる物理的な場所が誰かの精神的な「居場所」になれる、そんな場所としてお寺がある為に我々僧侶も自ら地域に出ていくことなどお寺が地域の心の通うコミュニティの中心であらねばならないと考えさせられるお話でした。

    研修➄
    講題:「伝道者として……」
    講師:杉若 恵亮先生(日蓮宗法華寺三十五世住職)
    宗派を超えての共通項「仏陀の弟子」としての自覚を持ち、僧侶一人一人が力を合わせて動いていかねばならない、伝道者として、もっと改革的に、思いついたままに動いても良いのではないか等、熱く語っていただきました。

    2月4~5 第40回総合研修会1

    2月4~5 第40回総合研修会2

    2月4~5 第40回総合研修会3

    2月4~5 第40回総合研修会4

  • 全国浄青 第39回総合研修会 於 増上寺

    全国浄青 第39回総合研修会 於 増上寺

    平成26年1月29日・30日の二日間にわたり、大本山増上寺において全国浄土宗青年会 第39回総合研修会が行われました。全国から約250名の青年僧が参加、29日の研修会では一般の方・壇信徒の参加もあり300名を超える方々が集まっての研修会となりました。奈良浄青からは5名の会員が参加しました。

    研修内容は以下の通りです。

    1. 大事の「今」が生涯の「今」 / 老人ホーム「同和園」付属診療所所長 中村仁一 氏
    2. 『縁しの手帖』を通して考えるいのちの引き継ぎ / 浄土宗総合研究所主任研究員 戸松義晴 師
    3. 寺院備災ガイドブックをどう活かすか? / 寺院備災ガイドブック制作委員 自覚大道 師
    4. 佛眼相看の視点 / 大正大学仏教学部特任専任講師 柴田泰山 師

    研修3の自覚大道師の研修では、研修で配布された『寺院備災ガイドブック』を通して、災害に対しての寺院の備え、また災害にどう対応できるのかなど細かく書かれた本書の内容を説明していただきました。突然の災害に備えて、防災を通して寺院と地域との関わりを日頃からもつことの大切さを教わりました。本書を奈良に持ち帰り、お寺で壇信徒と共に防災意識を高める、そんな活動ができたらと思いました。

    いずれの研修も「願共諸衆生 ~ともに励み ともに歩む~」という第22期全国浄土宗青年会のテーマにそって、いろいろな角度からお話しを聴くことができました。今ここにある私の存在・私個人の営みは、私以外の存在とどのような関係性があるのか。自分と他者との関わり合いや、互いの命の関わり合いを考える大変有意義な研修会でした。

    tower

    otsutome

    kensyuu

    bousai

    ※ 写真は全国浄土宗青年会Facebookページから拝借しました。
    https://www.facebook.com/22zenjo.teraimaru

  • 全国浄青 第38回総合研修会 於 福島

    全国浄青 第38回総合研修会 於 福島

    平成25年2月6日・7日、福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズ きづなリゾート コンベンションホールラピータにて、全国浄土宗青年会 第38回総合研修会が2日間にわたり行われました。全国各地より150名を越える青年僧侶が集まり、奈良教区からは会長をはじめ5名の会員が参加しました。

    福島県での震災当時そして現状を知る中で、大震災による原発事故の影響を今一度考えました。

    1. 「原発避難から学ぶ」 南相馬市浄国寺住職 大室了有 師
    2. 「福島に生きる」チーム二本松理事長 佐々木道範 師
    3. 「原発に頼らない安心な社会へ」未来バンク事業組合理事長 田中優 氏
    4. 「念仏布教の問い直し 共に歩むために」 光雲寺住職 慶野匡文 師

     ~ 福島県二本松市にある同朋学園 同朋幼稚園の理事長である 佐々木道範 師の講演 ~

    現在でも幼稚園では子供たちは思いきり外で遊べない、外に出る時には線量計を首からさげマスクを付ける現状が、2年経った今でもある。その中で地道な除染作業を行い、子供たちと向き合っている佐々木氏。

    原発の事故の原因は何なのか? 誰が犯人なのか? 誰が悪いのか?

    子供たちは外で遊びたい、外で思いっきり走り回りたいと七夕の願いに込める。そんな子供たちに大人はどう答えるのか? 大人はその純真な子供たちの願いに何をするべきなのか? その子供達を苦しめているのは自分たち大人ではないのか? 尽きない自問自答。

    この震災での天災と人災、津波の影響で奪われた命と、原発事故によってこれからむしばまれていく命があるということを、今一度考えさせられる講演でした。共に生きる人間として、共に立つ大地として、福島をはじめ被災地域、そしてこの日本の現状をこれからも継続的に考えていくことが大切であると思いました。

    20130206