6月9日、天理市勾田の善福寺にて『五重相伝』についての研修会が行われました。参加者は約30名で、他教区からの参加もありました。
元奈良浄青会長でもある、蓮花寺住職 廣井一法上人を講師にお迎えし、『大和五重』についてのご講義を拝聴しました。
参加者は熱心にメモを取りながら聞き入り、多数質問も出るなど、活発で有意義な研修会でした。今後、継続的に『五重相伝』について研修して行くことになっています。

5月22日、大和布教研修道場の平成26年度総会ならびに第1回特別研修会が開催されました。浄青会員も多数出席しましたので、ご報告致します。
総会では今年度の事業計画案・予算案が承認されました。3名の実演による実演研修会を4回、講師を招いての特別研修会を4回行うことになりました。
総会後には第1回特別研修会が開催され、中村晃和上人から「自坊での五重勧誡について」というテーマでご講義頂きました。五重相伝が浄土宗における最大最高の檀信徒教化であることに疑いの余地はないものの、現状は開催地域が限られ、実施率が予想以上に低いことをデータからお示しくださいました。その原因分析と今後の方策についても具体的にご提示頂きました。そのような状況の中で、自坊で自ら勧誡(法話)することのメリット・デメリット、具体的な進め方にいたるまで大変貴重な経験をお伝えくださいました。
お互いよく知っている檀信徒を住職自ら導くという「自坊での五重勧誡」を一つの理想形としつつ、今後の五重相伝の在り方を考える素晴らしい研修会となりました。

9月27日、神戸市勤労会館にて兵庫教区浄土宗青年会の第4回研修会が開催されました。奈良浄青会員も多数出席しましたので、ご報告致します。
大正大学専任講師の柴田泰山上人を講師に迎え、「良忠上人と第三重ならびに第四重について」のご講義を拝聴しました。マイク不要の大きな声と迫力ある風格に圧倒され、眠気も吹っ飛ぶような勢いのある講義となりました。浄土宗第三祖の良忠上人の生涯と、三重ならびに四重の伝書に込められた良忠上人の熱い思いを確認し、良忠上人をより身近な存在として受け止めることが出来ました。
五重相伝の中で時間をかけにくい三重と四重の説示は、ややもすると駆け足になり丁寧なお取り次ぎが出来ないこともあります。しかし、浄土宗の教学の確立に果たした良忠上人の功績は大きく、その重要性を鑑みると安易に「二河白道の比喩」を説けないと感じました。三重と四重ならびに二河白道の説示は、取りも直さず自分自身の願往生心の决定と念仏一行の実践に他ならないとの思いを強くしました。