カテゴリー: 研修

  • 大和布教研修道場 実演・特別研修会(2015年7月)

    大和布教研修道場 実演・特別研修会(2015年7月)

    7月21日、教務所にて大和布教研修道場の第1回実演研修会ならびに第2回特別研修会が開催されました。浄青会員も多数出席しましたので、ご報告致します。

    今回は以下の2名が20分間の実演を行いました。

    1. 松谷悦成 師 讃題は『無比法楽』(後篇13章)から
    2. 藤田宏至 師 讃題は『行者存念』(後篇20章)から

    2名の実演後、出席者全員が講評しました。

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    その後、特別研修会として兵庫教区神戸組・安養寺副住職の清水良将上人を講師に迎え、「最近のインド事情」について講演を拝聴しました。一年の約半分をインド・ブッダガヤで過ごす清水上人の実体験に基づくエピソードや、現在のインドの抱える問題点などについて、映像と写真を交えながら丁寧にお話しくださいました。

    固定観念では語りきれない、変化し続けるインドの姿をお伝えくださり、またブッダガヤを訪れる日本人僧侶が年々減少していることが残念であるともお話しされました。私たち僧侶はやはりもっと頻度を上げてインドに足を運び、お釈迦さまが布教された地を繰り返し体験すべきだと感じました。

  • 第52回 奈良教区普通講習会

    第52回 奈良教区普通講習会

    7月8日、明日香村の健康福祉センターにて、第52回奈良教区普通講習会が開催されました。浄青会員も出席しましたので、ご報告いたします。

    午前中は京都教区大圓寺ご住職で法儀司でもあられる大澤亮我先生に、午後からは浄土宗総合研究所 主任研究員の戸松義晴先生にご講義いただきました。
    大澤先生には「五重相伝における懺悔道場の意義について」~大和五重、近江五重、その他の地域の五重相伝の違いを通して~
    というテーマのもと、五重相伝の中で懺悔道場(暗夜道場)がどのような意味をなしているのか、また儀式の作法や唱える偈文について、大和と近江の懺悔道場ではどのような違いがあるのかなどを、時折、出席者に意見を求めながらお話いただきました。

    戸松先生には前半「お寺を取り巻く社会状況の変化について」
          後半「社会状況の変化に応じての教化について」~「縁の手帳」の活用を通して~
    と題して、厳しい実状をグラフを用いて分かりやすくお話いただきました。
    より一層、僧侶自身が襟を正していかなければならないと感じた時間でした。

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    52回 普通講習会

    午前9時ごろから午後4時ごろまでと長時間でしたが、貴重な一日となりました。

  • 第3回大和五重研修会 於 永福寺

    第3回大和五重研修会 於 永福寺

    6月19日、王寺町畠田の永福寺を会処に、第3回大和五重研修会を行いました。25名の会員が参加しました。

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    大和五重研修会も今回で3回目を迎えました。講師は前回、前々回に引き続いて廣井一法上人をお招きし、「殿司としての心得」をテーマに、道場のしつらえや儀式全体の流れなど、殿司が注意すべき点を中心にご講義いただきました。
    また、今回は儀式の際に使う「散華」の作り方をご指導いただきました。講師の廣井上人が散華の作り方を実演してくださり、その後、参加者も散華作りをしました。

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                     皆さん、うまくできましたか??

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    最後に質疑応答の時間もあり、大変充実したものになりました。大和五重研修会も残すところあと1回となりましたが、次回も有意義な研修会にしたいと思います。

  • 大和布教研修道場 第1回特別研修会(2015年5月)

    大和布教研修道場 第1回特別研修会(2015年5月)

    5月25日、大和布教研修道場の平成27年度総会ならびに第1回特別研修会が開催されました。浄青会員も多数出席しましたので、ご報告致します。

    総会では今年度の事業計画案・予算案が承認されました。3名の実演による実演研修会を3回、講師を招いての特別研修会を4回行うことになりました。

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    総会後には第1回特別研修会が開催され、三河教区(愛知県)浄名寺の松原紗蓮上人からご自身の生い立ちと信仰についてお話を頂戴しました。2才7カ月で尼寺に預けられた松原上人、その生い立ちからイジメや非行など波瀾万丈の半生を送られます。特に中学2年からの7年間は生きる希望を見失い、自殺未遂や警察沙汰など壮絶な日々。しかしそれでも見捨てなかった尼寺の庵主さんの優しさのもと、仏教とりわけ阿弥陀さまの救いに出あわれました。見事に立ち直った松原上人は、今はお念仏の信仰生活を歩みながら、全国各地での講演活動や非行少年少女の更生活動に活躍されています。本当に人柄のにじみ出る、感動的なお話でした。

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  • 近ブロ浄青 第37回総会・第48回研修会 於 ANAクラウンプラザホテル神戸

    近ブロ浄青 第37回総会・第48回研修会 於 ANAクラウンプラザホテル神戸

    5月20日、ANAクラウンプラザホテル神戸にて近畿ブロック浄土宗青年会の第37回総会ならびに第48回研修会が行われました。奈良浄青からは24名が参加しました。
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    第37回総会では平成26年度の事業報告・決算報告が行われ、平成27年度の事業計画案・予算案が承認されました。前年度からの懸案事項であった会費の値上げについても、執行部議論の末、現時点では据え置きという結論になったことが報告されました。谷口理事長の二年目の活動がスタートしました。
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    総会に引き続いて第48回研修会となり、3名の講師をお招きしお話を拝聴しました。

    【研修①】
    浄土宗僧侶のあり方を考える ~『蓮門住持訓』を手がかりとして~
    大正大学非常勤講師 郡嶋昭示師

    江戸時代中期から後期にかけて成立した『蓮門住持訓』をもとに、現代の浄土宗の僧侶がいかにあるべきかをお話しいただきました。昨今、僧侶に対する社会の目はますます厳しさを増しているが、『蓮門住持訓』が著された江戸中期も比較的豊かな時代であり僧侶のあり方に疑問が抱かれていたのではないか―という推察のもと、『蓮門住持訓』の概要をご紹介いただきました。現代でも色あせることのない正論であり、同時に耳の痛い内容でもありました。その上で『蓮門住持訓』は、これらの訓戒を与えられ守らねばならない立場にありながら、それができない自分である―浄土宗僧侶に凡夫の自覚を促すための書物である。『蓮門住持訓』の受け止め方の一つをご講義いただきました。
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    【研修②】
    英霊公葬運動から見る戦争と宗教の問題
    埼玉大学教養学部准教授 一ノ瀬俊也師

    戦後70年を迎える中、憲法改正をはじめとした平和とは何かを考える機会が多くなっています。日本近現代の戦史を専門にされている一ノ瀬師より、戦死者の葬儀が人々の戦争に対する意識にどのように影響を与えていたかという視点からお話を頂きました。葬儀の意義には大きく宗教的意味と社会的意味の二つがあり、僧侶を含め宗教者が主に関わるのは宗教的意味になります。戦時下では人々の意識を戦争協力へ向けるための場の一つとして戦死者の葬儀がありました。戦死者の栄誉を称え、相手国への敵愾心を煽り、遺族の悲しみを抑える―戦死者の葬儀を盛大に行うことで、人々の意識は大きく変わったということです。僧侶の中でも葬儀のあり方が常に議論されますが、宗教的観点は当然ながら社会的観点の切り口をもつことが、現代の葬送儀礼にある問題解決のヒントの一つになるのではないかと考えさせられました。
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    【研修③】
    聖地ブッダガヤで体感する仏教
    インド仏心寺を支援する会理事 清水良将師

    兵庫教区神戸組安養寺の所属であり浄土宗青年会の現会員でもある清水師は一年の半分をインドのブッダガヤで過ごされています。清水師はブッダガヤの仏心寺という無宗派の寺院を護持しながら、現地の人々の支援や宿坊の管理をなさっています。ブッダガヤを訪れる人々との交流から感じる日本の僧侶のあり方や、現地に根付く仏教精神を体験談を交えてお話いただきました。仏心寺を訪れた旅行者の様子や変化のエピソード、彼らからのアンケート結果もご提示いただき、切に仏教に触れたいと願う若者の生の声に、僧侶のあるべき姿について考えさせられました。
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  • 第2回大和五重研修会 於 安楽寺

    第2回大和五重研修会 於 安楽寺

    2月18日、橿原市葛本町の安楽寺を会処に第2回大和五重研修会を行いました。参加人数は他教区からの参加も含め32名でした。
    20150218 (1)昨年6月に行われた第1回に引き続き、奈良浄青の会長をかつて務められた廣井一法上人を講師にお招きし、今回は「殿司(でんす)としての心得」をテーマにお話をいただきました。殿司として五重相伝に携わる時には身につけておくべき知識や、見落としがちな周囲への心遣い、威儀の整え方などを、廣井上人の豊かな経験と深い見識からご教授いただきました。
    20150218 (2)講義後に設けられた質疑応答の時間には活発な議論があり、大変有意義な研修会となりました。来年度も引き続き大和五重研修会を開催する予定です。
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  • 大和布教研修道場 第4回特別研修会(2014年2月)

    大和布教研修道場 第4回特別研修会(2014年2月)

    2月9日、教務所にて大和布教研修道場の第4回特別研修会が開催されました。浄青会員も多数出席しましたので、ご報告致します。

    大阪教区 生玉組 圓通寺の安達俊英上人を講師に迎え、「法然上人と業」についてご講義頂きました。巷でも時に耳にしたり、檀信徒から質問されることもある「業」の問題について、法然上人の時代とお言葉から、いかに法然上人が当時にあって差別意識の希薄な方であったか、わかりやすく解説してくださいました。

    一昨年発行の『業を見すえて』の内容に沿ったお話で、誤った業の理解が差別思想につながりやすいことがよく理解できました。本書を再読し、業についてより慎重に言説したいと思います。

    ◆ 浄土宗人権教育シリーズ(5)業を見すえて|おすすめ|浄土宗出版
    http://press.jodo.or.jp/future/gou.html

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  • 全国浄青 第40回総合研修会  於 知恩院

    全国浄青 第40回総合研修会  於 知恩院

    2月4日、5日の二日間にわたり、全国浄土宗青年会 第40回総合研修会が総本山知恩院にて開催されました。全国各地より200名を超える青年僧が参加し、奈良浄青からは12名の会員が参加しました。

    2月4~5 第40回総合研修会

    研修➀
    講題:「いのち」の輝き~子どもたちの「いのち」の傍で~
    講師:細谷 亮太先生(聖路加国際病院 顧問)
    聖路加国際病院にて勤務されていた時に、先生ご自身が治療に当たってこられた子どもたち(小学生や高校生など)のお話をしていただきました。医療技術の進歩によって幼くして命を落とす子どもが戦前に比べると格段に減少してきた現代。病気を抱え、どこまで生きられるか分からない子どもたち、またそのご家族から「はかなさ」と「悲しみ」を教えられたと仰っておられました。

    研修➁、➂
    講題:「こころは同じ花のうてなぞ」~命の輝き 念佛の輪とともに~
    講師:林田 康順先生(神奈川教区京浜組慶願寺副住職、大正大学教授)
    多くの子どもたちが学ぶ学校現場において使用される教科書で、法然上人と親鸞聖人の教義解説に関わる問題点の指摘に始まり、浄土宗の念仏往生の教えをしっかりと伝えていくことが浄土宗僧侶としての使命であることや法然上人の教学、またお浄土についてのお話をしていただきました。

    研修➃
    講題:「お寺はもっと、楽しくなれる」~地域の人と人がつながる場所へ~
    講師:工藤 瑞穂先生(任意団体「HaTiDORi」代表)
    震災を機に人と人のつながりの為に音楽、ダンス、アートなどの表現の場と、社会の課題について対話する場を融合した数々のチャリティーイベントを開催され、その中でも地域の老若男女が集まる場としての「お寺」の持つ可能性についてお話いただきました。子どもから大人、高齢者まで皆が集まれる物理的な場所が誰かの精神的な「居場所」になれる、そんな場所としてお寺がある為に我々僧侶も自ら地域に出ていくことなどお寺が地域の心の通うコミュニティの中心であらねばならないと考えさせられるお話でした。

    研修➄
    講題:「伝道者として……」
    講師:杉若 恵亮先生(日蓮宗法華寺三十五世住職)
    宗派を超えての共通項「仏陀の弟子」としての自覚を持ち、僧侶一人一人が力を合わせて動いていかねばならない、伝道者として、もっと改革的に、思いついたままに動いても良いのではないか等、熱く語っていただきました。

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  • マナー講習会 於 大和高田・ヴェルデ辻甚

    マナー講習会 於 大和高田・ヴェルデ辻甚

    10月2日、実践学習会として大和高田のヴェルデ辻甚にて、洋食のテーブルマナー講習会を開催しました。会員14名、会員の奥さまが4名参加しました。

    会員が浄青活動をするには奥さまのご理解・ご協力が欠かせません。今回は、普段会員を快く活動に送り出してくださる奥さまにも一緒にご参加いただき、共にテーブルマナーを身に付けようという研修会です。

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    日本家屋を改築し結婚式場でも利用される素敵なレストラン「ヴェルデ辻甚」は、料理も美味しいことで定評があります。そこを会場にして、講師からテーブルマナーの歴史や由来から実践に至るまでを解説していただきながら、フランス料理を食しました。ナイフ・フォーク・スプーンの使い方について細かく手ほどきを受けながらも、リラックスしながらフルコースを堪能することができました。

    基本的な食器の扱い方を押さえた上で、音を立てずに静かに、そしてレディーファーストなどの文化を尊重すれば、大きな間違いを犯さずに食事できることが分かりました。この学びを実際に会食するさまざまな場面で思い出し、一緒に食事する人がみんな気持ち良く過ごせるようにしたいと思います。

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  • 大和布教研修道場 第3回特別研修会(2014年9月)

    大和布教研修道場 第3回特別研修会(2014年9月)

    9月18日、教務所にて大和布教研修道場の第3回特別研修会が開催されました。浄青会員も多数出席しましたので、ご報告致します。

    兵庫教区の日下部謙旨上人を講師に迎え、「五重相伝 三重と四重について」と題してご講義頂きました。五重相伝の中で日程的に駆け足になってしまう印象のある三重と四重ですが、決して疎かにできないみ教えが詰まっています。浄土宗第三祖・良忠上人のご生涯、三重・四重の伝書の構成、勧誠のポイントなど、実に詳細にお伝えくださいました。さらには三重の勧誠の一端をご披露いただき、本当に盛り沢山の講義となりました。

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