月: 2014年2月

  • 大和布教研修道場 第5回特別研修会

    大和布教研修道場 第5回特別研修会

    2月24日、大和布教研修道場の第3回実演研修会が開催されました。浄青会員も多数出席しましたので、ご報告致します。

    大阪教区の安達先生を講師にお迎えして「一枚起請文と尼入道」というテーマでご講義して頂きました。浄土宗にとって何物にも代えがたい法然上人ご遺訓の一枚起請文を、学術的立場から成立や内容を考察し、さらに論争となることの多い「尼入道」表現について解説して頂きました。特に尼入道については、安達先生が近年発表された論文から「95%は尼入道論争は決着した」という自信をもっておられました。断定はできないものの、ほぼ「尼」と「入道」に別けて使われることが多く、女性だけでなく男性と女性の両方を指すということを、力説してくださいました。

    やはり誰もが関心あるテーマだったようで、質疑応答も非常に活発なものとなりました。今年度の大和布教研修道場の特別研修会は今回で最後です。来年度も年5回の特別研修会(講師を招いての講義)を予定していますので、どうぞ奮ってご参加ください。

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    変形一枚起請文

  • 奈良浄青 研修出雲旅行 二日目

    奈良浄青 研修出雲旅行 二日目

    2月19日、研修出雲旅行の二日目は石見教区の大願寺に参拝しました。大願寺は浄土宗二祖・聖光房弁長上人がこの地域の布教拠点として創建された寺院です。大きな山門に迎えられ、高台にある本堂は質実剛健な雰囲気で自然と背筋が伸びました。

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    ご住職の山崎大雄上人にお出迎えいただき、本堂で朝のお勤めをいたしました。お借りした木魚には「百万遍念仏記念」とあり、過去に石見教区の青年会が二十日間にわたり一日五万遍の別時念仏をなさった記念の品でした。昨年に奈良浄青で行った念佛ラリーを思いながらの勤行となりました。

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    大願寺は聖光上人が6年間法然上人のもとで給仕し宗義を極めた後、善導寺へ向かう途中に建立されました。旅の途中、この地に宿をとった聖光上人は未明に人々のお念仏の声で目覚められ、お念仏を流布すべきことを決意します。地頭より土地を寄進を受けた聖光上人は大願寺を建立し、3年間滞在し教化を行われました。法然上人ご存命中の1204年に浄土宗の寺院として始まった数少ないお寺です。810年間の歴史があり山崎住職は第48世にあたるそうです。300年程前には火災により焼失し以後50年ほど堂宇のない期間もありましたが、檀信徒はじめ多くのお方の努力によって現在の姿が残っています。今日にあっても檀信徒さんとの深い繋がりは変わっていないというお話を頂戴しました。

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    また大願寺は日本でも有数の名水が湧き出る所で、遠方からもその霊水を求めて多くの方がお越しになるそうです。水量も豊富で寺院内の水道やため池の水もまかなえるということです。新幹線もリニアモーターカーもAKBのコンサートもない田舎ではあるけれど、人の手で作り出すことのできない素晴らしいものがここには沢山ある―と山崎住職はおっしゃいました。

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    二祖聖光上人ゆかりの地に参拝しお念仏を称える中で、私たち青年僧が伝えてゆかなければならない「人の手で作り出すことのできない素晴らしいもの」を深く考えさせられました。

    午後は松江市内をバス観光の後、無事に奈良に帰参いたしました。

  • 奈良浄青 研修出雲旅行 一日目

    奈良浄青 研修出雲旅行 一日目

    2月18日から19日にかけて出雲方面へ奈良浄青の研修旅行が行われ、21名の会員が参加しました。

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    第七組永福寺に集合し、片道7時間のバス移動です。途中の蒜山高原で昼食をはさみ目的地を目指しました。

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    最初の目的地は去年が60年に一度の遷宮の年であった出雲大社です。現在も本殿以外の修繕が続いており、平成28年に完了の予定であるそうです。大国主大神がお祀りされ、縁結びの神として深い信仰を集めています。男女の縁もさることながら、より深い仏縁を頂戴できるように参拝いたしました。

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    参拝後は松江方面へ引き返し、玉造温泉にて宿泊いたしました。この周辺には数珠玉にもよく利用されるメノウの産出地があり、アクセサリーや勾玉、数珠などが並ぶ店舗も数多く見られました。共に温泉につかり夕食を食べながら親睦を深めました。

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