全国浄青 第38回総合研修会 於 福島

平成25年2月6日・7日、福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズ きづなリゾート コンベンションホールラピータにて、全国浄土宗青年会 第38回総合研修会が2日間にわたり行われました。全国各地より150名を越える青年僧侶が集まり、奈良教区からは会長をはじめ5名の会員が参加しました。

福島県での震災当時そして現状を知る中で、大震災による原発事故の影響を今一度考えました。

  1. 「原発避難から学ぶ」 南相馬市浄国寺住職 大室了有 師
  2. 「福島に生きる」チーム二本松理事長 佐々木道範 師
  3. 「原発に頼らない安心な社会へ」未来バンク事業組合理事長 田中優 氏
  4. 「念仏布教の問い直し 共に歩むために」 光雲寺住職 慶野匡文 師

 ~ 福島県二本松市にある同朋学園 同朋幼稚園の理事長である 佐々木道範 師の講演 ~

現在でも幼稚園では子供たちは思いきり外で遊べない、外に出る時には線量計を首からさげマスクを付ける現状が、2年経った今でもある。その中で地道な除染作業を行い、子供たちと向き合っている佐々木氏。

原発の事故の原因は何なのか? 誰が犯人なのか? 誰が悪いのか?

子供たちは外で遊びたい、外で思いっきり走り回りたいと七夕の願いに込める。そんな子供たちに大人はどう答えるのか? 大人はその純真な子供たちの願いに何をするべきなのか? その子供達を苦しめているのは自分たち大人ではないのか? 尽きない自問自答。

この震災での天災と人災、津波の影響で奪われた命と、原発事故によってこれからむしばまれていく命があるということを、今一度考えさせられる講演でした。共に生きる人間として、共に立つ大地として、福島をはじめ被災地域、そしてこの日本の現状をこれからも継続的に考えていくことが大切であると思いました。

20130206