全国浄青 第15回全国大会 於 長崎

8月29日、ホテルニュー長崎にて第15回全国浄土宗青年会全国大会が行われました。
全国各地から会員が集まり、奈良浄青からは12名の会員が参加しました。

講義①
南米開教使としてブラジルのクリチバ日伯寺にて開教活動をされている大江田晃義上人より、「本堂建立を目指して~ブラジルで16年過ごし、教えられたこと~」のテーマでご講義いただきました。
日本から遠く離れた異国の地にて開教活動を行う上での経験をお話しいただきました。
そもそも仏教とは、僧侶とは、お寺とは何なのかというところから現地の方に理解してもらうため、地元の行事やボランティア活動に参加し、信頼関係を築いていかれました。
私たちにとっては当たり前になっている「お寺」が無い土地で、大江田さんは「クリチバにお寺を建てたい」という夢を語られました。

講義②
バンド「勝手にしやがれ」のリーダーである武藤昭平氏より、「癌音仏(がんおんぶつ)~ガンと音楽家と仏教と~」のテーマでご講義いただきました。
ご本人は父親や親しい友人をガンで亡くされており、平成30年3月にご自身にも食道ガンが見つかりました。
治療に入るさいの「お医者さまにお任せします」という言葉を「帰依」という言葉に置き換えられていたのが印象的でした。
入院後は知り合いの僧侶に経本をもらい、病室にて何度も覚えるほどに読み返していたそうです。
治療が進み、奇跡的にも6か月という短期間で復活を果たしました。
阿弥陀さまのお力が働いたかのような不思議な経験であったそうです。
講義の合間には生のギター演奏と力強い歌声を交えていただき、貴重な経験をさせていただきました。

講義③
日本テレビの菅賢治氏より、「モノを創るということ~テレビバラエティの現場から~」のテーマでご講義いただきました。
これまでバラエティ番組を作ってこられた中で親交のある明石家さんま氏とのエピソードについて色々とお話しいただきました。
我々にとって馴染み深い番組の制作にまつわるお話は大変興味深いものでした。

講義④
長崎教区大諫組法源寺第二世の松野瑞海上人より、「人生よたよた八十年」というテーマでご講義いただきました。
上人は昭和63年に法源寺に晋山され、平成26年に退山された後は浄土宗布教師として九州を中心に布教に努めておられます。
講義①にてお話いただいた大江田上人と交流があり、平成30年にブラジルの地で五重相伝の勧誡師を務められました。
ユーモア溢れるお話しぶりで八十歳を超えておられるとは思えず、現役でご活躍されているお姿を拝見してとても良い刺激を受けることができました。

その後の懇親会では他府県の浄青会員と親交を深めたり、なかなか会うことのない遠方の同期と会うことができ、あっという間に時間が過ぎてゆきました。
今回の全国大会でも多くのことを学ぶことができ、今後の浄青活動に活かしていきたいと思います。