全国浄青 第40回総合研修会  於 知恩院

2月4日、5日の二日間にわたり、全国浄土宗青年会 第40回総合研修会が総本山知恩院にて開催されました。全国各地より200名を超える青年僧が参加し、奈良浄青からは12名の会員が参加しました。

2月4~5 第40回総合研修会

研修➀
講題:「いのち」の輝き~子どもたちの「いのち」の傍で~
講師:細谷 亮太先生(聖路加国際病院 顧問)
聖路加国際病院にて勤務されていた時に、先生ご自身が治療に当たってこられた子どもたち(小学生や高校生など)のお話をしていただきました。医療技術の進歩によって幼くして命を落とす子どもが戦前に比べると格段に減少してきた現代。病気を抱え、どこまで生きられるか分からない子どもたち、またそのご家族から「はかなさ」と「悲しみ」を教えられたと仰っておられました。

研修➁、➂
講題:「こころは同じ花のうてなぞ」~命の輝き 念佛の輪とともに~
講師:林田 康順先生(神奈川教区京浜組慶願寺副住職、大正大学教授)
多くの子どもたちが学ぶ学校現場において使用される教科書で、法然上人と親鸞聖人の教義解説に関わる問題点の指摘に始まり、浄土宗の念仏往生の教えをしっかりと伝えていくことが浄土宗僧侶としての使命であることや法然上人の教学、またお浄土についてのお話をしていただきました。

研修➃
講題:「お寺はもっと、楽しくなれる」~地域の人と人がつながる場所へ~
講師:工藤 瑞穂先生(任意団体「HaTiDORi」代表)
震災を機に人と人のつながりの為に音楽、ダンス、アートなどの表現の場と、社会の課題について対話する場を融合した数々のチャリティーイベントを開催され、その中でも地域の老若男女が集まる場としての「お寺」の持つ可能性についてお話いただきました。子どもから大人、高齢者まで皆が集まれる物理的な場所が誰かの精神的な「居場所」になれる、そんな場所としてお寺がある為に我々僧侶も自ら地域に出ていくことなどお寺が地域の心の通うコミュニティの中心であらねばならないと考えさせられるお話でした。

研修➄
講題:「伝道者として……」
講師:杉若 恵亮先生(日蓮宗法華寺三十五世住職)
宗派を超えての共通項「仏陀の弟子」としての自覚を持ち、僧侶一人一人が力を合わせて動いていかねばならない、伝道者として、もっと改革的に、思いついたままに動いても良いのではないか等、熱く語っていただきました。

2月4~5 第40回総合研修会1

2月4~5 第40回総合研修会2

2月4~5 第40回総合研修会3

2月4~5 第40回総合研修会4